高度障害保険 TPD Insurance

高度障害保険(略してTPD)は、経済的なバックアッププランです。万一起こりえる不測の事態に対して、家族に経済的な負担がかからないよう、将来を安全に守る為のプランを立てておくと安心です。

不慮の出来事からあなたと家族を守ります
TPD保険は、不慮の事故や病気などが原因で、永久的に働く事が出来なくなる、という事態に対して一括払いを行うものです。

TPDは、大まかに2つの定義を授けています:

• Own Occupation ー 被保険者は、このカバーに申し込んだ際に公表した、専門性を必要とする”自分自身の仕事”ができなくなる高度障害があることを証明しなければいけません。 この、”Own Occupation”は、専門職以外の別分野での労働が可能でも、障害給付を受ける資格がある、という、寛容な定義を授けています。しかし、この定義に基づくと利益資格を得る事が比較的簡単になってしまう為、保険会社はOwn Occupationの適応範囲を制限しています。 Own Occupationカバーは大体が高額で、病歴が良好であったり、リスクの無い職業に就いている者が主な対象となります。

• Any Occupation ー 被保険者は、高度障害を負った為に、学歴や訓練、経験に見合った「どんな仕事」もすることができなくなった事を証明しなければいけません。このAny Occupationは比較的安いオプションですが、適合基準に満たすのは簡単なことではありません。

一部の保険業者は、クライアントに対して”Homemaker Definition”と呼ばれる、3つ目の定義を持っています。この定義での保障の支払いは、病気や負傷等の原因によって保険契約者が通常の身体的な家事を行う事ができなくなり、以降ずっと家事が不可能になる場合のみ、という条件に基づいています。

考慮すべきこと
•カバー内容が適切であるかきちんと確認してください。充分にカバーされていないものだと後々問題が生じてきます。
•個人的な状況の変化(新たな負債など)には、時としてより高カバー範囲の保険が必要になってきます。
•障害総額年金支給が生じた場合、課税の影響があるかもしれません。

生活の質を維持する
TPD保険は、以下のような目的に利用可能な一時金保障を行っています:
治療や家の改装などを含めたリハビリ用
パートナーや家族が、介護のために減らした勤務時間分の給料を補う
専門の介護士を雇う費用
負債の支払いに必要な投資の供給
将来に向けて継続するインカムストリームを築く

保険料はどのようにして決まるのでしょう?
保険料は通常、被保険者の年齢、性別、職業、趣味、喫煙者/非喫煙者、一般的な健康状態、選択オプション等の総計を基準にして決められます。査定は保険業者によって異なりますが、保険料には、年齢の変化等によって変化するステップドプレミアムと、契約時期に金額が固定されたレベルプレイアムの2種類があります。

ステップドプレミアム ー 保険料は毎年、年齢と共に上がって行きます。

レベルプレミアム ー 保険料は通常変化なし。契約が始まった際の年齢に基づいています。

ステップドプレミアムは通常、初期金額が低く設定されていますが、長期で保険を利用する事をお考えの場合は、レベルプレミアムのほうがお得なオプションだと言えます。短期間だけの保険補償が必要ならば、ステップドプレミアムのほうがより適切ですし、費用面でも良心的だと思われます。

保険料と保障支払額の課税見解
個人的なカバーの場合は、保険料は課税所得から控除されません。TPDの利益は通常、総計一括払いという形で受領される為、所得税として査定されません。

更に詳しい情報については、あなたのファイナンシャルアドバイザーまでご相談ください。